メルカリで買った中古のBarbourビデイルなんだけど、説明文や写真には無かったミシンのタタキ補修があったり、負荷がかかる所は破れてたり、虫に喰われたような小さな穴があった。


Barbourの古着ってリアル作業着として使われていた事が多いから、それなりのダメージは覚悟していないといけない。
まあ、古着慣れしている身としては使い込まれたused感って新品を買っても出せない風合い、味なので、コレはコレでアリだなって。
Barbourのケアについて
やっぱ、油粘土のような独特の匂いや、裏地も汚れているのが気になるので、ネットでケアの仕方について色々と調べてみました。
臭いについて
オイルドコットンは基本的に洗えないので、オイルの酸化やカビや雑菌等で匂ってきます。
外で干せばある程度は臭いは消える。
数日間、外で陰干しすればある程度の臭いは消えるし、保管する時もクローゼットに入れないで部屋に出しっぱなしにすれば、カビやある程度ですけど臭いが抑えられます。
水、お湯で手洗い。


バブアー公式では汚れたらブラッシング、濡れたウエスで叩いて汚れを落とす事を推奨してるけど、それだけでは無理ゲーです。
シャワーをお湯にして流す、洗剤でもみ洗いすれば汚れは落ちるが、当然の事ながらオイルも抜けてしまいます。
そして、注意しなければならないのが、水を通すと若干の縮みが発生するので、丸洗いする場合には縮みを考慮しなければならない。
脱水についても洗濯機内がオイルで汚れてしまうので、洗ったら脱水せずにそのまま干す。
修理について
実際に海外古着は作業着、実用着として使われていた物が多く、
ポケットの取り付け部分やスナップボタンの周りや袖口、裾が切れたり、穴が空いていたり、ファスナーの故障、開閉に難がある場合が多い。
基本的にBarbourのオイルドコットンは専門の修理業者でないと受け付けてくれない。
株式会社ラヴァレックス
バブアー公式HPに載っている修理業者。
パイピング修理が¥2200〜となっているけど、
クリーニングとリプループ(¥11000)がセットになっているので、修理なんて1箇所じゃ済まないから下手すると¥20000を超えてしまう。
OUT FITTERS
東京恵比寿にある修理専門店でダウンジャケットなども修理してもらえる。
Barbourの修理についてはリプループとは別になっているが、その分割り増しになっている。
袖口¥8000〜¥12000
ミシン刺し¥6000〜¥12000
縫込み加工¥8000〜¥14000
フロントファスナー交換¥12000〜¥15000
と、まあまあ、専門業者に依頼するとお高くなってしまう。
まとめ
Barbourオイルドジャケットはオイルが抜けたらリプループし、破けたらリペアして何年も着る事が出来る。
しかし、バブアーのオイルドコットンってヤツは特殊で、修理出来る業者は限られていて、修理料金は一般的な洋服よりも高い。
何度も修理に出すなら、新しい物を買った方が安くなるってのは良くある話しだ。
チャールズ皇太子のBarbourなんて新品が何着買えるかわからないくらいリペアしている。
リペア代を安く済ますなら、ミシンを買って自分で直すか、
部分的に修理してくれる業者を自分の足で探すしかない。
一生着るつもりならミシンを買って自分で直す方が安上がりな気がしてきた。