オミクロンだか知らないけど、飛行機ってワクチン接種済じゃないと乗れないのに何処から日本に入って来たんだろね?
あくまで仮想だけど、ワクチン接種済の人から稀に変異株が発生したりするんじゃないかって思う俺です。
さて、経年変化オタクにはたまらないであろうバブアーのビデイル の古着を購入しました。
齢46になって初のバブアーです。
一生に一度は袖を通したかったアイテムでして。
Barbour(バブアー)とは?
1894年にイギリスのジョン・バブアー氏が漁師や港湾労働者のためにコットンにオイル(ワックス)を染み込ませた防水ジャケットを販売した。
オイルドジャケットが評判になり、英国軍で採用されたり、バイクレースや乗馬やハンティングに使われるようになり、英国王室から高く評価されて、3つのロイヤルワラント(王室御用達)を獲得した現代でも続く由緒正しいブランド。
BEDALE(ビデイル)ブラックの古着を購入。
オイルドコットンのビデイルと言う乗馬用に開発されたジャケットをメルカリで約1万円で買いました。
新品だと5万は越えるアウターだったし、値段に対する価値が見合うかどうかって所有した事なかった所で、中古を買うに至りました。
現地イギリスでは日本円で3万円くらいで新品が買えるそうなので、代理店ぼったくりですね。
バブアーのオイルドコットンについて。
ソーシャルディスタンスとか、アウトドアやキャンプの流行から雑誌等でオイルドコットンのバブアーは取り上げられているけど、ぶっちゃけナイロン系か ウールのオイルド以外のバブアーを着た方が色々とラクです。
オイルドジャケットはオイルを染み込ませている生地なので、特有の匂いとベタつきがあります。
特に古着は酸化した油の臭いがしまして。
実家の引き出しに眠っていた幼稚園時代に使っていたクレヨンみたいな、
もしくは油粘土みたいな香りがするので。
俺は別に気にならない匂い・・・いや、自分が臭いからではなくて。
オイルドコットンの生地はワックス状のオイルを溶かし塗ってあるので、当然、触ればべたつくし、匂いが手につきます。
なので、触れた物全てにオイルが移ってしまいます。
そのため、満員電車などの狭いところや人が集まるところでは着るのを避けるか、脱いで裏返しにするとか、オイルが移るのを防ぐ気遣いが必要になるジャケットです。
保管にしても、シーズンオフにクローゼットなどの密閉した所にしまって置くとカビや虫喰いが発生するし、
洗濯は基本的に出来ないし、クリーニング店に拒否される場合もあるし、追加料金が発生する場合もある。
結局、買っても着る機会が少なかったり、ケアが面倒だったりするので、手放す人が多いので安く手に入れたい人にはオススメできる。
車のシートにオイル移りを防ぐには?
車に乗る時もオイルがシートに移るので脱ぐ必要があるけど、こうも寒いと着たままで乗り込み、颯爽と ビデイル を着て運転する俺です。
って事で、汚れもいいようにAmazonで1番安い1000円くらいのシートカバーを買った。
運転席シートに被せるタイプなのでバブアーを着ない時には簡単に外せる。
これでシートにオイルが移って車の下取り額が下がるを気にしなくて済みます(笑)
オイルドコットンの経年変化について。
色はブラックだけど、所々オイルが抜けてグレーっぽい色味になっている。
それにミシンでタタキ補修している箇所や、小さい穴も開いている所もある。
まあ、見る人が見ればボロっちくも見えるだろうけど、オイルが抜けた感じや、シワやボタンの擦れた感じがいかにも経年変化オタクにはたまらないでしょう。
これ見ながら飯食えます。(笑)
まとめ
バブアーは本国イギリスでは誰もが着た事があり、すれ違う3人に1人は着ていると言う愛国者の野良着、作業着、普段着なんです。
英国紳士がオーダースーツの上からバブアーを羽織ったり、
バブアーで畑仕事したり、
バブアーで狩りをしたり、釣りしたり、バイク乗ったり、
何でもバブアー。
破けたらリペアし、オイルが抜けたらリプループして孫の代まで着続ける服。
バブアーに惹かれたのは経年変化だけじゃなく、歴史と文化そのものを着るって所かも知れません。