会社で健康診断を受けるのと一緒に職業性ストレス簡易調査票なる問診票を渡された。
「ストレスチェック」とは、ストレスに関する質問票(選択回答)に労働者が記入し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる簡単な検査です。
「労働安全衛生法」という法律が改正されて、労働者が50人以上いる事業所では、2015年12月から、毎年1回、この検査を全ての労働者※に対して実施することが義務付けられました。
ストレスチェック等の職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策等|厚生労働省
会社側は社員の抱えるストレスに気を配って、働きやすい環境づくりを目指していますってワケでは無く、ただ義務だから仕方なくやってるんだろうよ。
説明文を読み、マークシートにチェックを付ける時間が本当に無駄無駄無駄無駄っす。
しかも仕事中にはするなってよ。
おま、これは業務の一つだろうがっ。
中小企業のワンマン会社勤めな俺。
うちの会社はワンマン社長の中小企業で専務が社長の息子、その他重役は社長の親戚だらけと言う何処にでもある一族企業だ。元請け先が上場企業なのが唯一の救い。
基本給が安く、殆どの従業員は仕事が間に合っていても無理やり残業して稼がないと日々暮らしていけないのが現状。
無論残業代が出るだけでもありがたい事であるけれど。
今年末に入り仕事の受注量が減ったのいい事に、
「社員の健康を優先して水曜は残業無しで定時で帰りましょう。」
「休日出勤は原則無しにして余暇を楽しみましょう。」
と、社長が本当にクソありがたい事を抜かしやがった。
余計な金を払いたくないってのが見え見え。
繁盛時期には残業させろさせろと言うくせに、受注が減るといつも残業規制が入ってしまい、アテにしていた残業代が減り手取り額も少なくなってしまう。
はあ〜またストレス溜まるわな~。
ストレスチェックの内容は?
57項目の質問があり、
仕事について。
心身の健康について。
仕事、家庭の人間関係について。
答えを4段階の中から選ぶ方式だ。
こんな紙っぺらで個人個人の抱えているストレスやドス黒いヘドロみたいな悩みなどわかるはずがない。
まとめ
ストレスチェックを本音で答えて最悪な結果が出たら、ヤバいだろう。
総務に目を付けられ、個別で面談しましょうとか、診察受けろだとか、後々面倒な事になりかねない。ますますストレスが溜まる状況になるだろう。
だから当たらず障らずの、50点を目標にして答えを書くのが賢いやり方ではないか。
そもそも仕事なんて金を稼ぐ為、生きる為の手段であり、仕事なんてストレスがあるのは当たり前だと思わないといけない。好きも嫌いもヘッタくれもない。
頭で稼ぐが体を使って稼ぐしかない。雇われの身なら社長の犬になるのは当たり前だし、イヤなら辞めるか個人事業主になるか、どこかの山で仙人みたく自給自足の生活をするしかない。山だって持主がいるので不法侵入罪になるので現実的にはムリだ。
上司とか同僚と仲良くする義務は無い。仲良しこよしのグループではないし、グループに入って相手の顔色を伺って一緒に居るのもいずれストレスになる。当たらず触らずの関係でいいじゃないか。
ストレスなんて今日のメシさえ在りつけなかった時代、戦に行って生きて帰って来れるかわからなかった時代の方はあったはずだから。