最近45歳になって、四捨五入すると50歳。
睡眠時間が、いつもより30分足らないだけで調子が悪くなる俺です。
さて、実物ミリタリーウェア好きなら1着は持っていたいと言われている?
とか、
いないとか?の、
ECWCS Gen1型ゴアテックスパーカをセカンドストリートのオンラインストアで購入しました。
オンラインストアでは全国の各ショップから購入可能なので、気になる方は要チェックです。
ECWCS Gen1 ゴアテックスパーカとは?
ExtraColdWeatherClothingSystemの頭文字をとったネーミングになっていて、第一世代(generation1)のレイヤー4(4番目に着る)防水透湿素材のジャケットです。
ゴアパーカーという呼び名の方が聞きなれた名前ではないでしょうか?
購入したのはGen1の後期(90年代)です。
前期型と後期型があり、後期型の特徴は?
フード部分にアクリルのファーを取り付けるためのスナップボタンとベルクロが有り。
(前期型は無し。)
内側にライナー[内張り]有り。(前、後期共通)
裾のドローコードが省略。(前期型はドローコード有り。)
YKK製のVISLONファスナー。(前期型はIDEAL。)
買ったのは実物か民間品か?
しかし、ミルスペックを見るとサイズ表記がおかしいんです。
実物なら、small regularと身幅、着丈と表記されているはずなのに、smallだけになっています。
コントラクトナンバーDLA100-92-c-4167は合っているようだし、
シェルの素材で使われているPTFEは開発メーカーの登録名はゴアテックスとMASHのサイトにあったのでゴアテックスで間違いないと思うし、
http://www.mash-japan.co.jp/cgi-bin/prd.cgi?itemno=00-03-1515&pg=4
YKKのVISRONファスナーそして、
SCOVILL製のボタン。刻印がわかるでしょうか?
実物と同じパーツが使われているけど、疑わしいんですよ。
ネットの情報だけでしか調べようがないんですよね。
でもまあ、安く買えたので、民間品でも実物でも使えれば良いかなって思います。
ゴアテックスパーカを購入する時に見るべき所。
実際にECWCSゴアテックスパーカを買おうって方にはチェックしてもらいたい所がありまして、
それはシェルの内側です。
ライナーをめくるとゴアテックス生地の裏地が見えます。
さすがにゴアテックスでも縫い目からは水が入ってくるので、防水の為にシームテープが貼られています。
それが劣化によって剥がれている個体があるんです。
自分の購入した物は外側は割とキレイだったのですが、内側は酷いもので、
シームテープの剥がれ、圧着の糊がボロボロと大量の粉になっていて、見るも無残な凄い事になっていました。
このまま着てもテンションだだ下がりだよな~。と言う事で、
シームテープを切り取り、糊を剥がす。
- まずは洗濯機で洗う。
- 大量の粉をゴミ箱に捨てる。
- そしてシームテープの剥がれている所を切る。
- 最後に残った糊を爪で剥がす。
濡れたままの状態だと、割と簡単に糊を剥がす事ができるんです。
爪で剥がしたのには訳があり、工具を使っちゃうと生地が傷む恐れや、穴が開く場合もあるからです。
さて、縫い目がキレイになったのがわかるでしょうか?
シームテープがまだ生きてる所は剥がさないようにしました。
防水機能が落ちるけど
シームテープを剥がしたゴアテックスパーカを雨合羽の代わりに使うとか、雨の日に着るとなると、縫い目からの浸水が気になるでしょ?
ならば、補修用のシームテープが売っているので自分でDIYしちゃいましょう。
このシームテープはアイロンの熱で圧着するタイプなので、アイロンがあれば自分で補修出来るのです。
もちろん自分も時間があるときにDIYするつもりでいます。
まとめ
古着で流通している物は多少の劣化による剥がれはあるのは仕方ないと思います。
デッドストックを購入するとなると、アウトドアブランドのゴアテックス品が買えてしまうほどの金額なので迷うところでもある。
ECWCS Gen1 ゴアテックスパーカを買う時は内側を見て購入して下さいって事で。
ネットで購入とか、メルカリなどのフリマアプリで購入する場合には出品者に写真をアップするようにお願いするなり、問い合わせしましょう。