今回は、ROTHCOのポストマンシューズ(ロスコ レザー オックスフォードシューズ)を購入してから約2年が経ったので、その経年変化をレビューをしていきたいと思います。
もし、下の記事を見ていない方がいれば、ぜひご覧ください。
2年目のROTHCO ポストマンシューズ
まずは全体的な外観について見ていきたいと思います。
靴の表面にはコーティングされたレザーが使用されています。
手入れが簡単で水にも強い革です。
革本来の風味は薄く、合皮っぽいですが、そのおかげもあって光沢を保っています。
定期的にメンテナンスって言ってもブラシで磨く程度です。
一見すると綺麗な状態を保っているように見えます。
でも、細部を見てみると”経年変化”が見られました。
そして”経年劣化”も見られます。
夏以外はガンガン履いていましたから、その影響かもですね。
アッパー部分の経年変化と劣化
変化が起こりやすいのがアッパー部分です。
歩く動作の時に生じる履きジワ、
それから、靴の先端はぶつけることが多いですから傷が生じやすい部分です。
履きジワの部分です。新品時よりも履きジワが出来ています。
個人的には「イイ味」だと思います。
これは経年変化でしょう。
次に経年劣化。
履き口の縫い目にひび割れが出ています。
紐を通す穴にもひび割れが。
オイルを与えてあげれば良かったかも?
コーティングされた革の宿命かも?
これは直しようもない劣化です。
劣化というほどではないかもしれませんが、
おそらくは、階段を上る時に当たって傷がついたのでしょう。
スジ状の傷がついています。
でも、これくらい傷ならケアでほとんど目立たなくなるでしょう。
踵、ライニングの経年劣化
踵の内側です。
こちらはすぐに見てわかる経年劣化が。
インナーはクッション性があり履き心地が良いCAMBRELLEという素材なんですが、破れが出ています。
これはシューホーン(靴べら)を使わず、無理やり履いていたからかも知れません。
ソールの減り
まずは前方のソール。やはりロスコ ポストマンのソールは長持ちです。
ほとんど削れてはないです。
後ろ側から見ても、あまり変化は見られません。
でも、靴底から見ると結構削れてきているのがわかります。
削れるスピードは革靴にしては遅い方だと思うし、なるべく踵をずらない様にしているからだと思います。
まだソール全体で見ると2割も減っていないので全然履けますね。
まとめ
ロスコ ポストマンシューズの革質はイマイチだけど、ソールの耐久性がめちゃくちゃ高いので、相当な期間履いていただけるかと思います。
コスパ抜群で、ネットで最安7000円程度で買えます。
しかし、あと5000円も出せばポストマンシューズに似たドクターマーチンの3ホールが買えてしまうから悩む所でもあります。
初めてのポストマンシューズ、
雨や雪用の革靴が欲しい、
予算1万円以下に抑えたい、
のであれば、ロスコ ポストマンシューズもアリだと思います。
革靴としては歩きやすい部類に入るし、
普段の服装でスニーカーに合わせる所をポストマンシューズに変えるだけで、引き締まった印象になるし、デニムはもちろん、太めのワークパンツや細身なスラックスとも相性抜群です。
ぜひ、いろんな方に履いていただきたい一足です。