誰が言ったか知らないが、世界一売れたスニーカーと言われるadidasスタンスミス。
シンプル、ミニマム、革靴ライクなスニーカーで、白いスニーカーの定番とされています。
【毎日がお得!値下げプライス】adidas STAN SMITH アディダス スタンスミス RUNNING WHITE/RUNNING WHITE/NOBLE INK cq2870
[アディダス] スタンスミス FD ホワイト/ホワイト/ゴールド F36575 正規品 25.5cm
踵が削れるのは宿命。
知らぬ間にソールの踵が削れてしまい、穴が開きそうってか、開いてしまいまして。
アッパーのレザーはまだまだ、これからが本番って言うくらい頑丈で履くには申し分ないから悔やみきれない。
スタンスミスはソール修理出来る。
愛着もあるし、高かったから捨てるにも勿体ないし、かと言ってフリマアプリに出品しても安く叩かれるか、スルーされ埋もれてしまうのがオチ。
なので、ソール修理でググってみると踵の修理可能で、しかもオールソール交換も出来るらしい。
ただ、「新品を買った方が安いんじゃね?」って修理代になってしまう。
踵だけなら3000円位で出来るけど、送料は自分持ちなので結局5000円を超えてしまう。
結果、自分で直しちまった方が安く上がるのでやってみました。
セメダイン シュードクター
約600円くらいで買える靴底の修理剤です。
ヘラとサンドペーパーと型取り用のポリ板がセットになっています。
【セメダイン】セメダイン HC-001 シューズドクターN ホワイト BP 50ml
その他に、マスキングテープ、脱脂溶剤(無水エタノールなど)カッター
、ニッパー
(無くても可)
これらがあれば自分で修理出来ちゃうんです。
シュードクターのカラーはホワイト、ブラック、ブラウンがあるので、スニーカーだけじゃなく、革靴、ブーツにも使えます。
まず、ソールをキレイにする。
ソールを洗い、付属のサンドペーパーで接着面を荒らし、脱脂します。
接着面を荒らすのは食い付きを良くする為で、脱脂するのも油分を取り除き、修理した所が剥がれるのを防ぐためなのです。
ポリ板をソールに貼る。
付属のポリ板をマスキングテープで張り付けます。
ソールと同じ高さに貼る事で、平らに慣らしやすくなります。
シュードクターを塗る。
塗ると言うか埋めていきます。
空気が入らないようにポリ板の外側を見ながら埋めていきます。
硬化前のシュードクターは、かなりベタつきがあり、建築用のコーキングのような感じです。
終わったら固まるまで放置します。
(気温23℃、湿度50%、肉盛り厚2mmで24時間が硬化の目安。)
下手くそで多少デコボコしててもいいんです!
固まってから削ったり、再度盛ったり出来ますから。
固まったら形を整える。
盛り具合にもよるけど、とりあえず2日経ってからポリ板を外しました。
思ってたよりも硬くなりました。
ソールより硬いんじゃないかって感じです。
このままでは見栄えが悪いのでニッパー、サンドペーパーでバリを取って形を整えます。
硬化後は、固いんだけど弾力があるって感じなので安物カッターで切ろうとすると断面がガタガタになってしまったので、ニッパーで角を落として、盛り直しました。
まあ履いているうちに角が削れるだろうから、別に落とさなくても大丈夫なんだけどね。
とりあえず完成です!
どうでしょうか?
初めての割には上手くいったかな?
スタンスミスのソールの側面にはブツブツ模様が付いているので、流石に境目が分からないくらいの完璧な補修ってのは難しいです。
でも、まあ汚れてくれば目立たなくなりそうな感じです。
シュードクターを使ってみて。
意外と言っては失礼だけど、思ってたよりも硬くなったのでソールの延命治療って事なら充分使えるって感じです。
硬化前はベタつき、引っ付いてくるので、完璧な仕上げとなると苦労すると思う。
まあ、キレイに出来なくても別に人には見せる所じゃ無いし、気づかれないと思うし、埋まってれば全然OKです。
注意すべきは、
シュードクターで机や床、それと服を汚さないように!
気付かぬうちにあちこちに付いてしまう恐れがあるので。
服に付いたら最悪なので汚れてもいい服装でやりましょう。
てか、愛着あるスニーカーなら穴が開く前に気付けよって。
3M マスキングテープ 243J Plus 20mm×18M 6巻パック (243J 20)