Right-onのバックナンバーブランド『THE WORLD CARGO』のフランス軍M52チノパンを今年45歳になるオッサンが買った。
近所のRight-onに行って試着しようと思ったら、いつの間にか潰れてた。
目の前にはユニクロがあるからねぇ~。
で、仕方なくオンラインストアで購入。
まあいつもだけど、実際にモノを見ないでの購入だったけど、ヴィンテージミリタリー好きのオッサンから見ても本物と間違うくらいのクオリティでした。
Right-onのM52チノパン
ライトオン オンラインショップ|ジーンズセレクトショップ ライトオン
市場で軍モノのチノパンとして真っ先に上がる、フランス軍のM521950年代から60年代に展開された、 フレンチアーミーチノトラウザーを再現しました。
M52は軍モノのためか細かいサイズ展開はなく、サイズを探すのは非常に困難なうえ、年々玉数が減っているので徐々に価値が上がっています。
M52の特徴である、やや幅広のベルトループやそのベルトループが背中心にはなく左右に分かれているところ、両方のヒップポケットがフラップ付である点、そして何よりイン2タック(内側に向いた2つのプリーツ)仕様の太目のシルエットを再現し、本物に近い、度詰めでマットな粗野感のあるチノクロスを使って作り上げたパンツです。色は、カーキを少しあせたようなベージュと古着屋さんのリメイクで見られるブラックの2色をご用意しています。
本物のM52チノパンは名作と呼ばれている。
そのフランス軍のヴィンテージチノパンは値段は高騰していて、現在ではデッドストックで約14000円くらいします。
しかも市場に出回っている多くは35や45サイズでXL相当な大きさです。
サイズの小さい物は更に高くなっています。
以前、高騰する前に45サイズを購入したんですが、あまりにも大きすぎて、自分には穿きこなすのが難しいで、すぐに売り飛ばした事がありました。
ディテールなど
ライトオンのM52は6990円(税抜)と手頃な値段でサイズ展開がS〜XLまであります。
175cm、64kgでMサイズを購入しました。
本物と同じように2タックの入った腰回りから太ももにゆとりがあり、裾に向かってテーパードしています。
本物はボタンフライなんですが、Right-onのM52はジップフライになっていてフランス軍だけに仏が出しやすくなっております。
生地や色味も本物に近く、触るとざらつき感もあり、最初からユーズド加工されてあるので、始めからいい感じです。
ただし若干だけど本物より生地は薄い気がしますが、それでもチノパンにしては厚い部類に入ります。
穿いてみた。
最大の魅力は、他の国のチノパンには無い、その独特なシルエット。 これに尽きるかと思います。
膝にかけては無骨な太いシルエット。 と見せかけて膝から裾にかけては綺麗なテーパードが入り、全体のシルエットが緩やかな曲線を描く。
ただ太いだけでは無く、足元を綺麗に見せてくれる抜群のシルエットバランスがあります。
見方によっては少々野暮ったく、かつ男臭く映るバランスの中に、何かフランスミリタリー独特な中性的な要素も含まれているような佇まいです。
まとめ
このクオリティで、この価格7689円(税込)なら満足いく衝動買いが久々に出来ました。
色味、絶妙なシルエットがヴィンテージM52そのままの雰囲気を漂わせます。
デッドストックのヴィンテージ品はウエストが大きすぎたり、レングスが長過ぎたり、臭かったり、汚れ、生地の日焼け、穴あきと言ったダメージなどのデメリットが発生する場合があります。
Right-onのM52チノパンなら綺麗な新品をストレスなく、自分のサイズで穿く事ができます。
ダサいと思っていて敬遠していたRight-onだったけど、いつの間にか進化していました。
同じフランスのM47や、各国のカーゴパンツも発売されているので、ミリタリーヴィンテージ好きならRight-onもアリではないでしょうか?