冬に着るアウターを売っぱらってパタゴニアのトレントシェルジャケットを買った。
パタゴニアを知っている人なら、
「普通ダウンジャケットだろ~?」
「トレントシェルで耐えられるわけないだろ?」
なんて思っているだろうけど買いました。
パタゴニアと共に。
パタゴニアを知ったのは高校生の頃。
当時BOONと言う今は廃刊したファッション雑誌があって、ファッションスナップに載っていたパタゴニアのダウン、ビンテージの501、レッドウイングのエンジニアにロン毛というスタイルに衝撃を受けた。
ひとつひとつのアイテムの値段?存在感があり主張しているが、まとまっていてカッコよかった。ロン毛には何も感じなかったが・・・。
それがファッションに目覚めた瞬間だった。
当時はニセキムタクが溢れかえっていた時代だったから意識してるって思われたくなかったから似合う似合わない以前にロン毛にはしなかった。
で、過去には自己満でいろんな流行りの服を身につけてきましたが、パタゴニアは今だに着続けてる。
何というかファッションに目覚めた頃の定番品に身を包んだ方が気持ちが高まるし、テンション上がるし、なんだかしっくりくるんだよね。
話はそれたが、クラウドリッジやレインシャドーも考えたが、高価なシェルでもいずれは劣化してしまうから結局のところリーズナブルなパタゴニアのトレントシェルをダメになったら買い足す方がいい気がする。
とは言え安い買い物ではないけど。
パタゴニア トレントシェルについて。
https://www.patagonia.jp/ms-torrentshell-jkt/83802.html
パタゴニア独自のH2Noパフォーマンス・スタンダード採用の2.5層構造の防水性、透湿性を備えたシェル。
2通りの方法で調整可能なフードはラミネートしたつばを備え、使用しないときはシンプルなコードとフックで留めることができる
外側と内側のストームフラップを最小限に抑えたフロントジッパー。ストームフラップはジッパーガレージの役割も果たしてあごを保護
ジッパー式ハンドウォーマーポケットとベンチレーション用ピットジッパーが2つずつ。いずれもDWR(耐久性撥水)加工済みジッパーを使用し、外側にストームフラップ付き。
共布のテープ留めを備えた袖口と調節可能なドローコード付きの裾が外気の浸入を遮断
本体はカラビナ用ループが付いたハンドウォーマーポケットに収納可能。
簡単に説明するとコンパクトに収納出来る高級なカッパみたいな物だよ。
サイズ感など。
パタゴニアはアメリカサイズなのでワンサイズ下で日本サイズくらいのサイズ感。
175cm、64kgでブラックのSを購入。
インナーに薄手のダウンや、フリースを着込むのには丁度良いサイズ。
定価19440円(税抜き)
インナーに着込め。
トレントシェルは春、秋、冬に使えるし、雨、風を防げて街着や、アウトドア、スポーツにも使える万能選手。
持っているアウターを減らしたいとか、毎回選ぶのがメンドクさって人にはうってつけ。
冬はさすがにトレントシェルだけでは保温出来ないので薄手のダウンやフリースを仲に着込む事で保温性を高める事が出来る。
この冬をトレントシェル1枚で乗り越えられるかどうかの挑戦のプロローグでもある。
トレントシェルの残念なところ。
裏地が剥離する。
ネットで検索すると経年劣化で裏地が剥離しやすいようだ。
皮脂が付いたり、雨で濡れたり汚れたりして放置するとヤバいらしい。
対策は着たらハンガーにかけて干すとか、マメに洗濯すれば剥離の進行は抑えられると思う。俺は洗濯機で余裕で洗ってます。
ジッパーがよく噛む。
比翼や脇のベンチレーションのジッパーが上がらないと思ったらジッパーの裏側の生地が噛んでた。
どうもジッパー裏の生地に変なクセが付いていたので軽くアイロンを掛けたら少しはマシになった。
噛み付くのは上司だけでいい。
裏地が白い。
裏地が白=カッパのイメージ。
白だから剥離したら余計に目立つ。
「何故、黒に出来なかった?」と思ったのは俺だけじゃないはず。
使ってみて。
トレントシェルは3シーズン使うと思えばコスパは高いし、高級なカッパだから当然、雨にも強い。
外観はシンプルイズベストだからジーンズやチノパン、スウェットパンツなど何だって合うので着こなしに迷う事はない。
実際に12月の風の強い日にユニクロのインナーダウン、ヒートテック系のタイツ、下着を着用して、イケるって言えばイケるかなって感じ。
だが、氷点下での使用は40代の落ちた代謝ではちょっと無理かもって弱音を吐いてみる。
最後に。
トレントシェルはパタゴニア製品の中でも毎年リニューアルしている人気のある定番品。
色も豊富でパタゴニア製品の中でも割とリーズナブルな価格なので、他のブランドの同価格帯のシェルで迷うんなら、
「迷わずコレ買ってOK!」