ヨコカラログ

より広くより浅くをモットーに

ローンサバイバーの原作は嘘だらけの実話だった件。

Amazon primeでローンサバイバーを観た。

 

アメリカ精鋭特殊部隊ネイビー・シールズによるアフガニスタンにおけるタリバン指導者暗殺作戦、レッド・ウィング作戦でただ一人、生還を果たした元隊員マーカス・ラトレルの手記、[アフガン、たった一人の生還」が原作の実話を元にした映画です。

 


ローン・サバイバー(字幕版)

 

 

 

監督はピーター・バーグ



主な作品として「キングダム/見えざる敵」「ハンコック」「バトルシップ」「パトリオット・デイ」


主に戦争物を得意としている監督なので、挙げた作品を観たことがあって良かったならローンサバイバーも観る価値はある作品だと思う。

 

映画のあらすじ

 

4人のネイビーシールズ隊員がタリバンの指導者アハマド・シャー暗殺の為にヘリから山に降りて潜伏場所の村に向かったが、羊飼いの村民に見つかってしまう。

 

村民を解放してしまった事からタリバンにチクられてしまい、作戦どころか200人からなるタリバン兵から山中を逃げ、逃げまくり、タリバンに敵対する村のモハメッド・グーラブに助けられ、救援部隊のヘリがやってきてタリバン兵を一掃、たった1人マーカス・ラトレルだけが生還するというストーリー。

 

実話が元の映画というフレコミだが、実際はかなり事実とは異なり、フィクションてんこ盛りなストーリーに書き換えられている。

 

 

news.militaryblog.jp

 

news.militaryblog.jpによる真実

 

ネイビーシールズの4人がヘリからタリバン拠点付近の山に降りた時点で既にバレている。

 

羊飼いの村民がネイビーシールズから解放されるのを待ってタリバン兵が4人に攻撃を仕掛ける。

 

慌てたネイビーシールズ3人は死亡。

 

マーカスだけが逃げる。予備マガジンを使った形跡は無し。

 

タリバン幹部アハマド・シャーは実は小物でタリバン兵は映画では200人以上いたが、実際は8~10人しかいなかった。

 

タリバン兵は映画では50人以上殺害されたが、実際は0人。

 

 

 グーラブ氏は『ラトレル氏を助けたことは後悔していない。しかし、映画を助けるためにしたことは後悔している。いつの日か、彼が真実を話すことを願う。』と語った。同じ国に居ながら、ラトレル氏とは現在も再会していない。

 

ローンサバイバーの原作及び映画が、マーカスに都合のいい嘘だらけのつくり話だったのが恩人のモハメッド・グーラブによってバレてしまった。

 

さらに、

 

マーカスの手記からの映画化されたローンサバイバーだが、著書の成功を切っ掛けに起業家としてスタートした。

 

って腹黒と言うか最初から書籍を売り込み、うまくいけば映画化、それを元にしての起業家と言う地図を描いていたってことだ。

 

事実を知ってしまうと感動やらテンションがただ下がってしまった。

 

村人モハメッド・グーラブはマーカスに金銭的な支援は受けたが、タリバンに付け回され、身内がやられて散々な目にあったが、マーカス以外の支援者に助けられ米国で暮らしているがマーカスとは会うのを拒否っていて関係は最悪らしい。

 

映画と事実の内容がかなりかけ離れていて、盛りすぎにも程があるくらい全く別物だと言うのがわかる。

 

 

しかし映画は良かった~。

 

タリバン兵から銃弾を受けながら逃げる4人の鬼気迫る演技、お決まりの意見の相違で揉めたり、マーカスを除く3人の死に際も悲しいくらいに印象に残る。

 

特に、見所は崖から飛び降りて転げ落ちるシーン。

 

死なないけど絶対ケガするよ?ヘタしたら死ぬよ?って高さから飛び降りるんだよ。

 

転げ落ちる途中、岩に頭をぶつけたり、背中を打ったり木に激突したり骨が折れたりでリアルで痛々しく、「普通だったら3回は死んでるだろっ?」って思う程の転がり具合だ。

 

 

 

 

まとめ

 

所詮、事実に基づいた映画なんてよくあるが、実際には盛り上がる場面など無く、地味でクソつまらないんだろう。

 

ドキュメンタリーありきの作品ではなく、あくまで自身の解釈の物語として観た方が娯楽度は増すと思う。

 

マーカス本人は最低だが、マーカス役のマーク・ウォールバーグは最高だ。